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26.08.08 一周年への感謝

8月6日
読了時間: 4分

更新日:8月8日

本日、カクヨムにて連載中の『クライアントは夢見の王子 ~異世界移住支援、受注しました~』(クラ夢)は、 連載開始から一年を迎えました。

まずは、この一年間作品を応援してくださった読者の皆さま、そして作品と関わってくださったすべての皆さまへ、心より感謝申し上げます。


一年前、この物語を書き始めたときから、私の中には一つの構想がありました。

それは、「物語を読んで終わり」にしないこと。

作品を通じて、誰かの仕事や技術、文化、想いに光を当て、現実社会と物語がゆるやかに繋がっていく――。

そんな社会参加型の物語を描きたいという挑戦でした。

もちろん、それは簡単なことではありません。

商業・Web問わず、小説の世界には素晴らしい作品が数多くあります。

しかし、情報があふれ、娯楽も多様化した今の時代では、作品そのものが読者と出会うことさえ簡単ではなく、 優れた作品であっても埋もれてしまうことがあります。


だからこそ私は、「どう書くか」と同じくらい、「どう届けるか」を大切に考えてきました。

これは創作だけではなく、これまで様々な業界で営業や企画に携わる中で、多くの成功や失敗を見てきた経験が、 今の私の創作に大きく影響しています。

作品のテーマは何か。誰に届けたいのか。そのために、どんな形で発信すべきか。

そうした設計も含めて、『クラ夢』という作品を育ててきました。


『まだ書籍化もしていない作品なのに、なぜここまで活動を広げているのだろう』 そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。


もちろん、物語を書籍という形で残せることは、とても素晴らしいことだと思っています。 それこそ二十年ほど前、公募へ挑戦していた頃であれば、それが創作における一番大きな目標だったと思います。

けれど、社会に出て様々な業界で働く中で、一人の力だけでは解決できない課題が数多くあること、

日本にはまだ世界へ届けたい技術や文化、人々の想いが数多くあることを実感しました。


だからこそ『クラ夢』は、最初から書籍化だけを最終地点とする作品ではなく、

原作者自身も企画や発信に関わりながら、物語の価値を社会へ届けていくプロジェクトとして構想してきました。

物語を書くことも、その物語をどう届けるかを考えることも、私にとっては同じくらい大切な創作の一部です。


ありがたいことに、この一年で本当に多くのご縁に恵まれました。


読者の皆さまから届いた感想やファンアート、PV。

作品を読んでくださった専門家の方からのご寄稿。

舞台となった上野へ実際に足を運んでくださった方々。

連載開始から一か月後には、映像制作のお声がけをいただき、作品世界を映像という形で表現していただけました。

そして一周年という節目には、再びお声がけをいただき、新たな公式PVや主題歌MVの制作にも恵まれました。

さらに企業や団体の皆さまにも作品の理念へ共感をいただき、現実社会での取り組みへとつながる機会にも恵まれました。

どれも、私一人では決して実現できなかったことです。


そして気がつけば、この作品の挑戦に価値を感じ、それぞれの専門性を持って支えてくださる方々とのご縁が、少しずつ広がっていきました。  

デザイン。映像。営業。企画。

それぞれ立場も専門分野も異なります。

けれど、「もっとこの作品を多くの人へ届けたい」という想いを共有し、ともに歩んでくださっています。

その姿は、どこか『クラ夢』の中で、それぞれの専門知識を持つ人々が力を合わせるSRAの姿とも重なります。


だからこそ、この一周年を新しいスタートにしたいと思いました。


これからは作品を届けることにも、これまで以上に本気で挑戦していきます。

国内だけでなく、世界へ。

それはこの一年で思いついた夢ではなく、この作品を書き始める前から、私の中で少しずつ描いてきた未来図です。


もちろん、簡単な道ではないと思います。

それでも今は、この挑戦に価値を感じ、ともに歩んでくださる仲間がいます。 

一年前、一人で描き始めた物語は、少しずつ多くの人とともに歩む物語になってきました。 だからこそ、この挑戦を楽しみながら、皆さまと共にこの先の物語も紡いでいきたいと思っています。

このブログでは、作品づくりの裏側やプロジェクトの歩み、創作を通して感じたことなども、 少しずつ綴っていけたらと思います。


一年間、本当にありがとうございました。

そして、ここから始まる新しい挑戦も、温かく見守っていただけたら嬉しいです。


それでは、また次回のブログで。


ゴーゴーレッツゴー、オコジョー!🦦


 
 
 

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